「往路」と「復路」
この言葉を聞いただけでは何を指すのか分からないだろう。どこへ向かうのか,どこから帰ってくるのか。
実はこれ,WalkmanやiPhoneに入ってる曲のプレイリストの名前である。作ったのはいつごろだろう。中2かそれぐらいのときだと思う。それ以降,3,4曲くらいは入れ替えたり追加したりしたけど,今でもほとんど当時と変わっていない。
で,いつ聞くのかというと,もともと松山(祖母宅)へ向かうときの電車で「往路」,こっちに帰ってくるときの電車で「復路」という具合だった(厳密には駅とか空港への行き帰りの車中も含まれるけど)。ただ,今ではその道中を通るときは途中まで聞いており,「ここを通るときはこの曲を聞く」という僕のポリシーに含まれる形になっている。
高校までは上野なんかはめったに行く機会がなかったから,これらのプレイリストを流すと旅行に行くような感じがしてたけど,大学生になって毎日上野を通るようになってからはそんな気持ちが薄れつつある。松山に行くとき(いわゆる「本番」)でも,なんかそういう気持ちが薄れてきてる気がしないでもないw
この曲を作った当時というのは,「むしろ電車で暇にならないように」っていう考えで作ってたんだと思う。ただ毎回おんなじ曲を聞いてるうちに,自然と「ここを通るときはこの曲を聞く」というポリシーが生まれてきて,逆にこの曲らを聞かないと気が済まなくなる状態になってしまった。今ではよっぽどなことがない限りは松山へのルートを通学で通るわけであるから,ほぼ毎日聞いている。だから,寝てても曲だけで「今どこらへんだろう」というのが分かる()
これらのプレイリストで魅力的というかなんというか,最大の見せ場は,やっぱり尾久〜上野の「SUMMER CANDLES(杏里)」だと思う。
赤羽まではなんにもない限りはプレイリストを止めずにそのまま流すけど,赤羽でちょうど曲が終わる「愛してるなんてとても言えない(杏里)」が終わったら曲を止め,赤羽発車と同時に次の曲である「嘘ならやさしく(杏里)」を流し始める。そして,この曲も尾久についたら終わるので,尾久発車と同時に「SUMMER CANDLES(杏里)」を流し始めるのである。
これだけなら何ともない(のかなぁw)けど,「SUMMER CANDLES(杏里)」を流し始めたら自分の後方の景色を眺める。そして,2分20秒後(これ重要)に1段式車内LEDを注視し始めるのである(言葉で説明するのムズイwwww)。
1段式LEDは「次は 上 野 」→「Next Ueno 」→「次は ウ エ ノ 」→「行先は 上 野 」という順番で変わる。これと「SUMMER CANDLES(杏里)」を同調させるのである。この同調が最大の見せ場であり,これがうまく行ったら1日がなんとなく晴れやかな気分になる。普通に発車したらかなりの確率で同調する。ただ一番厄介なのは,運行情報があるときである。一番重要なのは「行先は 上 野 」から「次は 上 野 」に切り替わるときと,切り替わり時間の「3秒」である。運行情報が入るとこれが満たされなくなってしまうので,この同調は全く意味をなさなくなってしまう。
…と意味不明なことを喋ってしまいましたが,一般の人は読み飛ばしてもらって構いません()
まあこんな感じでいつも学校に通ってるわけだけど,来る1月1日がいよいよ本番である。ただ「籠原始発」というのが面倒で,この「往路」は深谷基準で作ってるからそこまで飛ばさないといけない。
まあやるだけやってみよう。
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